ただ何となく綴ったブログ

ただ何となく

何処かに行った事や思いついた事を写真や文字や動画で記録。iPhone8、CanonのEOS7D 、EOS6Dmark2、PanasonicのTZ85のいずれかで記録してます。

ブレーキキャリパーのオーバーホール

フロントのブレーキキャリパーとリアドラムブレーキのシリンダーメンテナンスです。

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今回は、オーバーホールという大げさにいうほどでもなく分解洗浄とゴム部品交換です。

ピストンを錆びさせてしまうようなブレーキオイルを交換していなかった車は、ピストンをヤスリがけしたりシリンダーをワイヤーブラシで整えたり、状況によってはピストンを交換したりになります。

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普通の使用方法で車検ごとにブレーキオイル交換していた車を10万キロ越えで部品交換する状況なら、それ程大がかりな作業にはならないで済むと思われます。

峠の下り等で、ブレーキオイルの油温を上げるような乗り方を日頃からしている場合や、高性能でもゴム部品の攻撃性のあるブレーキオイルを使っているような場合には、劣化が早く進むと思われます。通常1番多い純正DOT3のブレーキオイルは、耐久性も高く、ブレーキラインにも優しいので、1番いいように思います。

どうしても攻め込みたい人は、使い方に合わせて早めにメンテナンスする必要があります。

とくに動きが悪いというほどでもなく、普通にブレーキオイルを定期交換していた自分の車では、動きが悪いとか不具合にはなっていない状況でした。バラして確認しても、見た目もまだまだ大丈夫そうですし、もう少し使えそうに見えました。重要部品の品質は、オーバースペック気味になっているのかもしれないですね。

 

フロントキャリパー

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リアのドラムブレーキ

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時間のかかる作業なので前後で2日に分けて作業しました。リアドラムのシリンダーのOリング的なゴムを手ではめるのは、かなりきつい事があるので専用工具を用意した方が無難です。手で大丈夫だと甘く考えていると相当苦労するので、これだけは買った方がいいと思いました。甘く考えていた自分は、工具を持っていなかったので時間を無駄に浪費して苦労しました。手は汚れますし、時間もかかり暗くなってしまい仕上がりの写真は撮れずでした。

ゴム部品の交換後は、効き始めからコントロール性も上がり、効果は確実にありました。動きがスムーズになるので古い車はやるべき作業と思います。

面倒な作業とはいえかなりいい感じになりました。見た目は大丈夫そうでも、劣化は確実に進んでいるのも確認できました。車は消耗品の集合体ですね。

 

 

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