塗装をしていない黒い樹脂部品が車やバイクに使われるようになりかなり経ちました。鋼板だけのボディーよりも、錆びないのはメリットですが、色の劣化と樹脂の劣化で割れたりするので一長一短です。最近の車は、塗装の進化で錆びにくくなりましたが、樹脂部品も増えていて、どうしてそこまで樹脂にするのか疑問に思う事も多いです。塗装していない黒い樹脂のメリットは、違う色でも共通化できてコストダウンに繋がっている事と軽量化ですね。現在では、利益率を増やすのに大きく貢献しているのが黒い樹脂部品なのかもしれません。結局のところ最近の車は、樹脂部品とうまく付き合っていくしかないようです。
良いケミカルの無かった頃は、ワックスを塗ってみたり、某メーカーのAーマオー◯がいいとかで色々試しました。Aもいいのですがどちらかというと室内用ですし、この前紹介したクレのポリメイトは、室内用としては、匂いもなく良かったので、新しい良いケミカルはどんどん出てきているので、常に試した方がいいようです。
現時点で、色のくすんだ樹脂部品には、ワコーズの未塗装樹脂耐久コート剤が最強と思います。塗りたい部分をカーシャンプー等で綺麗に水洗いして乾かした後、付属のスポンジでムラなく伸ばしていくだけで作業は終わりです。スポンジで塗りきれない、細かい所は、綿棒とかで塗ればそれほど難しい作業ではありません。そのまま乾かせば劣化してくすんだ色が綺麗に甦ります。数ヶ月は、効果が持続するので定期的に施工すればいい感じです。値段は少し張りますが、かなりの効果なのでおすすめです。
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